佐藤精密では、「営業課」「設計課」「製造課」「技術課」の4つの課があります。
それぞれの仕事内容を紹介します。
おおまかな仕事の流れを紹介します。
既存のお客様や、新規開拓先(展示会などで得たお客様)からご注文いただきます。
顧客は主に、鋳造メーカ、自動車部品メーカ、バイク部品メーカ、電機メーカ様になります。
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お見積り後、受注製品の具体的な打ち合わせをします。
素材図検討、PL 面検討、取数、鋳造機仕様、冷却、ランナー・ゲート、オーバーフロー方案、その他付帯設備(集中冷却・チルベント・真空装置等)を製品形状・取数に応じて、歩留まり率の良い、金型設計をご提案いたします。
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ここでは、金型の図面、3D モデルの作成、そして金型を機械加工するためのプログラムを作成しています。現在の金型づくりの現場では、NC 加工による省人化が進み、人の手はこの設計工程に集中しています。早く加工を開始するためには、生産準備にあたるプログラム工程が重要であり、短納期の鍵であると言えるでしょう。
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技術工程で作成したプログラムを使用し、金属を金型に加工します。
作業効率を追求した最適なレイアウトと、バランス良い豊富な設備力が当社の特徴です。
金型本体や部品の製作はもちろん、金型の改造、修理に対応すべく、マシニングセンターや放電加工機など多くの機械を備え、幅広い製作加工の要望にこたえています。
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3D モデルとの比較測定により、複雑な形状に対しても、安定した品質を保証しています。
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加工された金型本体と部品を組付け、調整を行う最終工程です。
ゆとりのあるスペースに設備を機能的に配置し、安全でクリーンな空間を金型のために用意しています。仕上がりの品質安定、安全かつスピーディーな組付けを図るため、作業の標準化が徹底されています。
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多くの金型部品のうち、一つでも手元にそろわなければ金型を組み上げることはできないため、各種部品が期日に全て揃うように日程管理を徹底し、納期の遵守に努めています。
【主に金型設計と購買】
金型構造や湯道方案を設計検討し、CADを使って金型図面を製作したり、部品の設計や発注も担います。
【主に製品モデリング、加工プログラム作成、流動解析】
製品モデルを作り、それを金型モデルにして、金型や電極(グラファイト)加工用のプログラムを製作、流動解析までを担います。
【主に加工、検査、組立】
加工プログラムを用い金型加工を行います。また電極加工や放電加工を行い部品を完成させ、その後、加工されたものを仕上げして検査。検査後、組立し、合わせ確認を行い、出荷前までを担います。
【主に受注、打合せ、新規開拓、展示会出展、講習会参加、納品】
新入社員は上記3つの課のいずれかに配属されますが、一通りの専門知識や技術を身につけて、お客様の疑問に答え、ご提案ができるようになったその先のキャリアパスとして、受注から、打合せ、ご提案、納品、公設試と研究開発での参画、展示会に出展、新規開拓、講習会参加を担う営業課での仕事もあります。
営業といっても飛び込み営業はなく、既存顧客からの新規案件や、お問合せのあった新規顧客へのご提案業務が主となります。
設計やモデリング、加工プログラムなどをおこなうCAD・CAM室は、土足厳禁。
使用するパソコンのスペックは高く、高機能なソフトを使用。バージョンアップもきちんとおこない、ストレスなく作業を行えます。通信環境も整っているので、お客様とのデータのやり取りもスムーズです。
本社、西工場とも整理整頓されたクリーンな環境です。CAD・CAMと同じく、より生産効率を高め、高度な加工をおこなえるように、最新の設備を導入しています。
検査機器も高機能な3次元測定器などを導入し、精度の高い製品を納入。お客様からの信頼を得ています。
佐藤精密はISO9001、ISO14001を取得。ISO規格とは、国際的な取引をスムーズにするために、何らかの製品やサービスに関して「世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにしましょう」という国際的な基準です。佐藤精密は品質方針、環境方針に基づいて、品質管理、持続的な環境改善を推進しています。
【設計課】
車好きな自分が関わった部品が新型車に使われています
【設計課】
初めて自分が設計した部品が実際に役立っているところを見て感動しました